ご挨拶 母校と米沢工業会

母校、山形大学工学部は明治43(1910)年に全国で7番目に米沢高等工業学校として創立され、科学技術の創造、社会の発展と人類の貢献を目指して教育と研究に日夜努めております。国立大学法人第2期中期目標期間(平成22~27年度)評価結果では、山形大学は教育、研究、社会貢献・国際化が良好であり、期待される水準を大きく上回る学部として工学部が記されています。特に財務内容の改善に関しては、有機EL研究体制の強化を中心とした競争的研究資金や、民間企業との共同研究などによる外部資金の受入額の伸び率は52.7%増と全国1位であり、工学部の活動は高く評価されています。

 米沢工業会は山形大学工学部の卒業生、同大学院の修了生並びに教職員でつくる、山形大学工学部の同窓会です。米沢工業会は大正13(1924)年に同窓生の共栄を目的として創設され、昭和48(1973)年に公益社団法人に、平成25(2013)年に一般社団法人と衣替えをしながら、先輩方の献身的な御活躍により、国内外で連綿と伝統を伝えています。

 本会は昭和48年の公益社団法人化以降母校・学生の支援を続けており、一般社団法人に移行した後も母校の支援と科学技術の広報支援、それの活動を行うための会員親睦を目的として、以下の事業を行っています。

 1) 大学の教育及び研究活動に対する支援事業             2) 科学技術の普及、促進、振興に関する事業             3) 会員の友誼を深める事業 等

平成30年度の 1)と 2)の合わせた公益目的事業の比率は支出の47%を占めています。

<理事長挨拶>

 本年(令和元年)11月2日に開催しました定例総会、その後の理事会で理事長に選任されました上村勘二です。平素からご支援・ご協力を賜り厚く感謝申し上げますと共に、今後ともご支援をよろしくお願い申し上げます。

 本会の母校、地域への支援そして工業界への貢献は十分に認められておりますことは、会員各位のご努力とご協力の賜と大変喜ばしく感謝申し上げます。残念なことは、財政基盤である正会員の会費収入が減っている現状です。二つの対策に重点を置いています。在学時代に本会の認知度を高めることと、支部活動を活性化することです。

 準会員を保護者から学生へ、大学院生を正会員とする会員資格変更の定款変更を行い、3学年以上の学生に会誌等を校内で配布します。院生から代議員が選出できます。会誌の一部には学生編集の記事を掲載しています。学生は本会の認知度を高め、本会会員として自覚してくれることでしょう。

 大学とは情報を共有して事業を実施し成果を上げています。大学との懇談会を重ねて大学との連携を深めています。支援内容等の打合せを深めることで内容が充実し、先生方・学生達の活躍を同窓生へ広く伝えることで同窓生・家族が母校に愛着を覚え、更に工業会の価値が高まるものと考えます。

 これから大切になってくるのが支部活動と考えます。楽しい、役立つ多様な現在全国26支部の活動が、「日本一面倒見の良い同窓会」を体感させてくれます。そのような支部活動を通じて同窓生の絆を強めていただけるものと確信しています。

 母校で先生方・学生達が日々教育と研究に邁進しておられます。実社会でも同じように同窓生が大活躍の事と思います。皆様のご協力の下、先生方・学生・同窓生がお互いに支え合い、励まし合う、そのような工業会であって欲しいと心から願っています。

   令和元年11月2日      一般社団法人米沢工業会理事長 上村勘二