「景観の何が人をひきつけるのか
文学・美術・科学の視点から」
日 時: 平成27年11月28日(土)
会 場: 基盤教育2号館221講義室


次第
<開会> 13:30
開会挨拶
<シンポジュウム 趣旨説明> 13:35~
八木 浩司 山形大学付属博物館 館長
≪風景画に託された想いを読み解く≫

◆ 演 者: 山形大学学術研究院(基盤教育院) 佐藤 琴 講師

【風景画とは】
・風景画とは風景の忠実な記録ではない。
・権力者による「信仰」お「支配」から始まり、近世末期に至っては「顕彰」と「時事的関心」をもって描かれるようになった。
・その時々の人々の想いの視覚化である。
【特別展「山を見る人」の展示構成】


1.畏敬の眼差し (近代以前)
2.発見された風景 (明治)
3.五百澤智也と科学画 (昭和・平成)



【日本画における風景画の歴史】
【 まとめ 風景画に託された想いとは】
● 自然観:畏敬の眼差し
● 制作当時の社会的背景と制作者の意図
・中央政府の支配の進展
・聖地の壮厳
・中国画になぞらえた顕彰
・大衆向けの広報
※ 絵画はさまざまな想いを受け止める自由度の高い媒体
≪郷土の景観の発見」~江戸時代の富並八景をどう活かすか~≫


◆ 演 者:居駒 永幸 明治大学 経営学部 公共経営学科 教授

≪五百澤智也の景観:地球学と地誌学の視点≫

◆ 演 者:岩田 修二 東京都立大学(首都大学東京)名誉教授




<パネリスト及びコーディネーターによるパネルディスカッション> 15:00~

<閉 会>16:00